周期運動部品音源寄与度分析機能

 周期運動部品を多数含む複雑な機械の発生音を計測し、各周期運動部品の周期を基にどの部品の発生騒音が大きいかを推定することができます(特許申請中)。これにより、従来難しかった周期運動部品が多数使用された複雑な機械の騒音を、効果的に低減することが可能になります。例えば、自動車の運転席の騒音で、エンジンやエアコンなどの寄与度を推定することや、歯車群の中の発生騒音が大きい歯車の推定、回転機械の振動成分と流体音の寄与度なども推定できます。

 下の例は自動車のエンジンルーム音を対象に分析した例で、最大強度を持つ1番目の部品のレベルを5 dB低減すると、騒音レベルが69.1dBになり、2.3 dBの騒音対策効果が得られることが分かります。回転部品が多数存在する複雑な機械でも少数の回転部品に騒音対策を施せばかなりの効果が得られることが分かります。

音源寄与度対策効果.jpg

 本機能の応用としては以下のものが考えられます。

〇  自動車の運転室内におけるエンジンやエアコン、空冷ファンなどの音源寄与度を計測する。

  歯車群の騒音を分析し、騒音が過大な歯車の等級を上げ騒音を低減する。一方、歯車群の中で発生騒音が小さいものがあれば、その歯車の等級を落としてコストダウンを図る。

〇  エンジン騒音とタイや騒音の音源寄与度を計測する。

〇  エアコンのファン音の音源寄与度を計測する。

〇  ギアドモーターのギア発生音の音源寄与度を計測する。

〇  大型モーターの軸受から発生する音の音源寄与度を計測する。

〇  カムを利用する機械から発生する周期音の音源寄与度を計測する。

 

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