ルールベースでも、ディープラーニングでも検査ができない。
その検査、StaVaTesterにお任せください。
当社では検査精度の高い汎用外観検査装置(StaVaTesterII)と、外観検査用ソフトウェアツールをご提供しています。検査画像の画素ごとの統計解析を基に独自のパターン認識技術を使用して検査するため製品のばらつきに強く、過検出や見落としの少ない検査を可能にします。
StaVaTesterIIは新しい検査方法による先進の外観検査装置です。高速高精度自動外観検査を簡単に実現します。なお、無償のデモ機を用意していますので、お気軽にお問い合わせください。
1)高精度で傷の有無を検査します。
2)検査レシピが短時間で簡単に作成できます。
良品画像と不良費画像を使用して、それらの画像を基に良否が判定できるように調整します。調整はほぼ自動で行われます。また、傷の定義は不要です。
1)検査ソフトウェア
2)パソコン
3)カメラ
標準カメラは、IMAGING SOURCE社のエリアカメラです。
カメラスタンド、照明などは用途に合わせて選択します。
1)画素数
30万から4000万画素(カラーまたはグレー)
2)検査時間
0.1秒/枚(1000万画素グレー画像)
3)検査レシピ作成
20分程度
4)カメラ台数
1から4台
5)検査領域
ワーク領域または、長方形領域と楕円領域の組み合わせ
6)検査レシピ作成用データ数
良品30枚以上
不良品必要枚数
7)モニタ
SXGA(1280×1024)、フルワイドXGA(1366×768)、フルHD(1920×1080)に対応
8)OS
Windows10 Professional、64ビット
検査ソフト、パソコン、カメラの構成で 270万円~
外観検査装置に加えて、外観検査用ソフトウェアツールをご提供しています。このツールは、StaVaTester方式の検査を可能にするライブラリとStaVaTester方式の検査レシピを作成するための検査レシピ作成ソフトで構成されています。このツールを使用すれば、StaVaTester方式の外観検査装置を製作することができます。
外観検査用ソフトウェアツールの構成は以下の通りです。なお、無償のデモ機を用意していますので、お気軽にお問い合わせください。
1)StaVaTester方式検査用ライブラリ
StaVaTester方式の検査を行うために必要となる関数群からなるライブラリです。御社が既に外観検査ソフトを開発されているならば、その中に検査レシピ読み込み関数を追加し、検査時に検査関数をコールすることで、StaVaTester方式の検査ができます。なお、画像の収集機能は本ツールには含まれていません。
2)検査レシピ作成ソフト
本ソフトは複数の良品画像と不良品画像を使用してStaVaTester方式の検査レシピを作成するためのソフトです。 StaVaTester方式外観検査用ライブラリの機能は以下の通りです。
・検査レシピ入力機能
検査レシピファイルから検査条件を読み込み、メモリに保存します。
・検査機能
検査画像(2次元配列)と検査条件を引数としてコールされると、判定結果と検査画像の良品との類似度を返します。
StaVaTester方式検査レシピ作成ツールの機能は以下の通りです。
・検査パラメータの自動調整機能
良品画像と不良品画像を使用して、良否判定ができるように検査条件を調整する機能です。
・位置合わせ機能
基準画像とのずれを補正する機能です。
・画像処理機能
収集した画像に画像処理を施すことができます。
・平均画像、標準偏差画像表示機能
検査レシピ作成用良品画像群の画素ごとの平均値(平均画像)と画素ごとの標準偏差(標準偏差画像)を表示する機能です。
・不良画像生成機能
良品の統計量を基にして疑似的に不良品画像を生成する機能です。この画像と良品画像を使用して検査レシピを作成することで、検査レシピを作成することができます。不良品画像が存在しない状況で検査レシピを作成する必要がある場合に使用できます。
・良品サンプルチェック機能
検査レシピ作成用良品画像の中で最も良品に遠い画像を割り出します。この画像に欠陥が存在する場合には、その画像を検査レシピ作成用画像から取り除くことで検査レシピの精度向上につながります(クレンジング機能)。
・オフライン検査機能
選択された検査画像に対する判定と良品との類似度を計算します。検査レシピ作成に使用していない画像に対する検査精度を確認することができます。