概要

  StaVaTester(スタバテスター)では良否を判定するための重要な指標として、標準化変量という統計量を使用します。標準化変量は良否を判断する上で重要な統計量で、広く使用されています。

  よく、「この部品の重量は平均値±3σの間に入っているから、この部品の重量は正常である。」という表現が使われます。この「±3」という数値が標準化変量のことです。標準化変量は次のように定義されます。


標準化変量 = ( 測定値 − 平均値 )/ 標準偏差

 

 つまり、標準化変量が小さければ良品に近く、標準化変量が大きければ不良品の可能性があることが分かります。

  先の例のように、工業製品の良否を決める上で標準化変量はよく使用されています。また、身近なものでは血液検査にも使用されています。血液検査の場合は、平均値±2σの範囲に入るとき「A」と判定される検査値もあるようです。

  ところで、製品の画像や製品の発生音に基づく検査のようなパターン検査の場合は、各画素について、また発生音の各周波数について標準化変量が存在します。このため、標準化変量の数は、画像検査の場合は数100万前後、周波数スペクトルの場合は、数100前後になります。このように、標準化変量が多数になるため、良否の判定が難しくなります。
  これまでにも、標準化変量を使用した紙幣の真偽検査や音の良否検査を行うための特許が出願されていますが、多次元に対するよい自動検査方法がなかなか見つかっていない状況です。
 StaVaTesterでは、新しく開発した、多次元の標準化変量を総合的に考慮して良否を判定する方法を適用しています。


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